【第5回】実際に開業するときの注意点・よくある失敗例

古物商許可

【第5回】実際に開業するときの注意点・よくある失敗例

こんにちは。大阪府大東市の行政書士、中久保です。
第5回では、実際に古物商として開業するときに多い注意点と失敗例をまとめます。

■ 注意点① 営業所の要件を満たしていない

古物商許可で最も多いトラブルは、営業所要件を満たさず不許可になるケースです。

よくあるNG例
  • 実家の住所のまま → 住居と営業実態が一致しない
  • 間借りスペース → 使用権限を証明できない
  • 倉庫だけ借りて店舗なし → 事務所として使えない

営業所は「継続的に事務処理ができる場所」である必要があります。

■ 注意点② 契約書・台帳の保管が不十分

古物商は帳簿義務(古物台帳)があり、取引内容を厳密に記録する必要があります。

  • いつ・どこで・誰から仕入れたか
  • 相手の本人確認書類
  • 商品の特徴・型番・状態

記録不足は指導の対象になるため、開業前にフォーマットを準備しておきましょう。

■ 注意点③ 本人確認の方法を理解していない

特にネット仕入れの場合、本人確認の扱いを間違えるとトラブルにつながります。

✔ 対面取引 → 本人確認書類の確認必須
✔ ネット取引 → 本人確認を省略できる場合がある(例:大手EC等)
✔ 状況に応じて記録を残しておくと安全

■ 注意点④ 仕入れジャンルを広げすぎる

開業初期に多い失敗が、得意ジャンルを決めず、何でも扱ってしまうことです。

ジャンルを広げすぎると…

  • 在庫管理が煩雑になる
  • リサーチの質が下がる
  • 利益が薄くなる

最初は1〜2ジャンルに絞るのがおすすめです。

■ 注意点⑤ 近隣住民とのトラブル

在宅開業で多いのが、荷物の出入り・騒音などでクレームになるケースです。

  • 荷物が大量に届く
  • 一時的に通路をふさいでしまう
  • 梱包作業の音が響く

可能であれば、小規模倉庫やレンタルオフィスを併用するとリスクが下がります。

■ よくある失敗例まとめ

  • 営業所要件を誤解し不許可に
  • 帳簿・本人確認が不十分で指導
  • ジャンルを広げすぎて利益が出ない
  • 近隣トラブルで継続が難しくなる

開業前にルール・準備物・帳簿体制を整えることで、これらの失敗は防げます。

■ 次回:最終回(第6回)について

最終回では、「申請〜開業後までの全体チェックリスト」を公開します。 初めての方でも抜け漏れなく準備できる内容に仕上げます。

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